生成AI(人工知能)開発のスタートアップ企業、サカナAIは19日、三菱UFJ銀行と包括提携の契約を結んだと発表した。AIが自律的に作業をこなすAIエージェントを、同行専用に開発・提供する。関係者によると、3年超で最大50億円規模をサカナAIに支払う契約だという。
サカナAIは稟議(りんぎ)書などの社内外の文書を自動作成するAIを開発する。三菱UFJ銀は、人手でおこなっていた大量の文書作成の自動化により、業務量の削減を見込む。サカナAIの伊藤錬・最高執行責任者(COO)は、同行のAIアドバイザーに就任する。
サカナAIは近年、金融業界…